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  2010年04月30日 旭日大綬章


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春の叙勲で愛知和男先生旭日大綬章を授与された。
NY州の知財・特許弁護士として活躍している大橋昌弘氏とのご縁でもう数年近くお付き合いさせて頂く。去年、政界を引退された後も愛知和男オピニオンレターをお送って頂きますが、元防衛庁、環境庁長官を歴任しただけあり、今後の日本の方向性など高い見識で論じています。

「宇都宮君、日本橋高島屋の前だけど、君の事務所どっちだっけ?」と気さくに携帯から連絡を頂く。先月、おひとりで飄々と創徳の事務所に来られたオペラの達人。

叙勲おめでとうございます。益々ご健勝を祈念します。


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                   創徳企業情報 代表取締役社長 宇都宮徳治



  2010年04月28日 永訣の朝


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宮沢賢治の詩集「春と修羅」のなかで、宮沢賢治の妹の死を詠んだ「永訣の朝」が17歳の僕の頭の奥、宮沢賢治の理想郷、雫石の清らかな森のなかに静に眠っている。

「永訣の朝」

けふのうちに
とほくへいつてしまふわたくしのいもうとよ
みぞれがふつておもてはへんにあかるいのだ
    (あめゆじゆとてちてけんじゃ)
うすあかくいつさう陰惨な雲から
みぞれはびちょびちょふつてくる
    (あめゆじゆとてちてけんじゃ)
青いじゅんさいのもやうのついた
これらふたつのかけら陶椀に
おまへがたべるあめゆきをとらうとして
わたくしはまがつたてつぱうだまのように
このくらいみぞれのなかにとびだした
    (あめゆじゆとてちてけんじゃ)


当時、高校の国語の教科書に載っていた宮沢賢治の詩ですが、東北弁のいいまわしが印象深く、記憶に残っていますが、いま読み返しても新鮮味を感じます。

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  2010年04月27日 山折哲雄さんと阪神大震災


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阪神大震災のとき、観念的な宗教言語が役に立たないと実感した。
今まさに悲惨の状況にいる人たちに、「地獄は一定すみかぞかし」と語っても届くはずがない。
宗教学者として宗教用語でなく死を自分の体験や感覚で語ることではじめて素直な気持ちになったと言っています。

万葉集の挽歌、源氏物語宮沢賢治の詩や落語などの古典に死を語る材料がいくらでもあると気がついた。教育者も宗教家ももっともっと古典を学べと。(山折哲雄さんのインタビュー記事より)

仏教と空海密経を書かれた本は大変参考になりました。


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  2010年04月26日 「ひとり」という美しい言葉


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日本には昔から「ひとり」という美しい言葉があるが、今の若者はそれを極度に恐れる。
個性と平等という観念の押しつけが、結果的に似たもの同士で群れる事に安住させることだろう。

人は一人で生き、やがて一人で死ぬ。その単純な事実をしっかり教えない限り、子供は死の不安から逃れられない。
(僕の好きな宗教学者、山折哲雄さんのインタビュー記事より)

週刊ダイヤモンドで特集された「無縁社会」おひとりさまの行く末、20年後の生涯未婚、女性4人に1人、男性3人に1人のタイトルだけみると暗くなるが、そのような中で山折哲雄さんの本を読む事も一方す。

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  2010年04月23日 高遠の桜


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信濃の国、信州の桜の名所でいつも上げられるのは高遠の桜です。
今年も信州の方から桜便りのメールを頂く。
本当に日本人はこのうつろげな、優しく色づく桜が好きなんだと思う。

高遠の近く信濃の国、伊那の俳人。大島蓼太の俳句は好きです。

世の中は三日見ぬ間の桜かな


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  2010年04月22日 電子書籍


僕自身2冊の本を出している。
キンドル、アップルiPadが登場し書籍、書店がどうなるか、電子書籍の今後を読み解く上で「電子書籍の衝撃」佐々木俊尚著は推薦の一冊。
ネット社会も20年。いよいよ6兆円の日本の出版業界、コンテンツが収益の上がるビジネスとなるか。500年前のグーテンベルクの活版印刷の発明がいかにその後の世界を変えたか考えさせられる。電子書籍も流通と読まれ方がどう変わるか
がポイントと佐々木氏は指摘してます。

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  2010年04月21日 こころのなかで


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人には楽しい事も、悲しい事も心の中で記憶されていることがある。
年とともに風化される事もある。

僕にとり4月21日は47年前の桜満開の信州での人との別れの記憶であり、こころのなかで尊敬できる人の誕生日でもある。

さまざまの事思ひ出す桜かな(松尾芭蕉)

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  2010年04月20日 インターネット新世代


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「インターネット」という言葉が流行語大賞になったのが1995年。ここ数年のネット社会の変化は激変です。村井純氏が書いた「インターネット新世代」は大きなこれからのネット社会全体の課題と、日本の役割を書いています。 推薦の一冊です。

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  2010年04月19日 空海の風景


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空海は、インドでも唐でも、なお多分に流れた・・・土俗のにおいのある・・・状態にあった密経を、あまりにもみごとに矛盾を消し、論理化し、くるいのない結晶体としてつくりあげた。このため、空海以後に出てくる真言宗のひとびとは、教学の面でやることがなくなったのではないか。ということである。
いまでも、私のなかにその疑問がある。真言宗は空海以後、多くの俊才が出たが、しかし教義を発展させるという仕事は、ほとんどしてないように思える。空海が、完璧な体系をつくりすぎたせいではないか、ということである。

一方天台密教の成立は最澄が死んでからである。鎌倉の新興仏教の始祖たちが、最澄の持ち帰ったものを部分的に独立させ、深めた。(司馬遼太郎、空海の風景、下巻より)

僕自身の密経に対する永年の疑問が氷解した。
ことしはまだゆっくり空海の世界を回遊することにする。1992年5月20日読了から18年経過した春に。

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  2010年04月16日 西行と桜


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先週、外堀のインド大使館前を通り、かつてフェアモント・ホテルがあった辺りを通過し訪問先企業に行く。平日でもあるが、桜見物の人、人、人。
日本人には桜は特別な存在かもしれない。
自分の一生の願いを桜の季節に託した西行

「願わくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月の頃」

高校の古文のF先生からこの歌は西行が恋焦がれた人を詠んだ句と聞き理解していたが、訪問企業のミーティングが終わり、散りゆく桜の花をみやりながら本当にそうなのだろうかとふと頭をよぎる。

これは未解決のままにしておこう。


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  2010年04月15日 GDP,経済成長と実体


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今年中国はGDPで日本を抜き世界代2位になり、8%の経済成長率など報道されているが経済成長は絶対必要かということを考えてみる必要があります。

著名な経済学者、そして僕が上海で中国人ガイドから聞いた、上海の20階以上のビルが日本全体を越えたとの話もGDP,経済成長を続ける中国の躍進振りを示す分かりやすいデータかもしれないが、北京オリンピック前夜、上海のバスに同乗した元大手商社専務O氏の話が一番参考になり、なるほどと思った。

「宇都宮さん、中国人は見栄っ張りだから、安くて、広い土地を彼らは買って、見栄えの良い高層ビルをドンドン建てる。中国人は見栄えの良い、高層ビルが好きなのだ。
金ぴかのビルを建て、高いテナント料をとってどんどん入れるが、エレベータなど高額なものを手抜きをする。」
「それってどうゆうことですか?」と僕。
「日本なら5、6基ぐらい必要なエレベータを2基ぐらいなんだ。ビルに入居したテナントの人は入った後、こんなに待たされるビルに気づき、文句を言うが後の祭り。訪問した商社マンはエレベータを待つ長蛇の列を見て、中国は景気が良いと判断する」とO氏。

経済成長の実体をよく観ている人だと感心したものでした。

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  2010年04月14日 筍(たけのこ)


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週末、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%B1%E3%83%8E%E3%82%B3のアク抜きをしてたけのこご飯をつくる。
これから5月の連休にかけ食べるせいか、僕にとり筍(たけのこ)は5月の連休(ゴールデンウィー
ク)を連想する食材です。

筍を料理するまえに改めて普段使い慣れているヘンケルの包丁を置き、別の小さめの物を取り出して砥ぐ。

初めて筍を食べた人には感心する。
ながらく筍を料理していて縦に割った筍の空間にある白いものが脳に良いと、料理本をみて去年知った。知識がないことがどんなに生活を豊にしないのか痛感!

筍のブランドは間違いなく北九州小倉「合間(おうま)のたけのこ」だと思う。

旬の食材の料理は奥が深い。


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  2010年04月13日 ネット社会のエコノミスト


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新聞、TV,マスコミ報道が凋落、面白くないのは当たり前。
500年前のグーテンベルクの活版印刷に匹敵、それ以上のネットの大激変時代だからです。
総広告料がネットに流れているのを観れば一目瞭然。

日本の金融・経済の解説者も戦後は統制経済で情報を握っていた若手官僚と若手学者。
次に全国の統計を持っていた経済企画庁出身の官庁エコノミスト。高度経済時代には産業の実情を知っていた銀行出身のエコノミスト。バブル期にはシンクタンクを持っていた証券出身のエコノミストから外資系エコノミストになり、名称がアナリストになる。

時代変遷において登場する解説者や評論家に先ず必要なのは「データ」(情報)。
それを加工し、その情報を読み解き、ストーリーを作ったり、学者の説を引用したりして最後に何がしかの将来予測、政策提言をする人です。

ネットの潮流からエコノミストの存在も大きく変わる。それは政治・経済担当の新聞記者も含め本当に必要な情報、解説、オピニオンを人が欲しているから。

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  2010年04月12日 だれが情報をだすのか


TVが面白くないなかで、夜8時からのBSフジは僕が親しくしている人もゲス
トで出ているので関心を持って観る。
著名な経済学者I氏が経済成長する中国との関係を今後どうするかの討論の中で
出されたデータ。「20階以上のビルが日本全土の合計より上海の方が多い」と説
明。


「さてこのデータはいったい誰がなんの目的で作ったかのか?」と考えてみた。
実は僕が北京オリッピック前に中国、西安の帰り、上海に寄った時、上海の観光
ガイドが上海は高度成長しており、日本を抜いて、GDP世界大2位になります。
そして出されたのが「20階以上のビルが上海だけで日本を抜きました」との誇ら
しげなコメント。

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「ビルの高さなんか日本人からみたらどうでもいい事」成長を印象つける中国、
上海からみたらこのようなデータ比較はインパクト有りかも知れません。


何故20階か?さて上海で一番高いビルはどこかご存知ですか?


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  2010年04月09日 この頃


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若くさや人の来ぬ野の深みどり(三宅 嘯山)


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  2010年04月08日 クラウド時代の著作権管理


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超流通という考え方がある。これはコンテンツのデジタル化が進めば、保護期間にある著作物は、一括管理できる。そこで著作権収入を徴収して著作権を持つ人たちに適切に配分する。
「著作権管理機構」という大きなたて付けを作って、権利の主張や配分はその中で行えばよい。
この考えは当時クラウドの思想も無い1993年日本人の北側善太郎氏により世界に先駆けて提唱された。(クラウド時代とクール革命より)

今はコンテンツホルダーの新しい収益モデルの転換期ですか。


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  2010年04月07日 醍醐の桜


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桜の開花の時期。
人それぞれの人生で観る桜もいろいろですが、いくつか好きな桜の景勝をあげろと云われれば、世界遺産、京都醍醐寺のさくらが好きです。

今年も行けませんでしたが是非、来年は観たい。

天下人の秀吉が最初で最後の花見が醍醐の花見でした。

花びらの山を動かすさくらかな(酒井抱一)


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  2010年04月06日 クラウド時代とクール革命


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クラウドを21世紀の産業革命と位置づけそれはアメリカから起こると。
果ての国であるアメリカの成功は社会不安の代償であり一方の対極にある「月並みの国」の日本、ヨーロッパではクラウドによる産業革命は起こらないと角川歴彦氏は著書「クラウド時代とクール革命」で述べています。

2000年以降のたったここ10年でのアップル、グーグル、マイクロソフト、アマゾンなどのIT産業の動きからクラウドの今後を予想してますが、推薦の一冊。2014年にすべてが決着し来る時代の世界が見える。

500年前のドイツ、グーテンベルグの印刷に匹敵する大変化の時代。IBMの創設者ワトソンが言った5つのコンピュータ。その1つのコンピュータが日本自身のクラウドである事を祈って。


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  2010年04月05日 御柱祭(おんばしらまつり)


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諏訪、茅野で7年に一度行われる「御柱祭り」が始まった。
去年は、私の故郷、信州善光寺のこれも7年に一度の「御開帳」があり連休に行った。
だんだん歴史、故郷など自然に感じられるようになった。

信州でも北信(飯山、中野、長野)、中信(松本、上田、諏訪、茅野)、南信(飯田、伊那)とあり北の長野の人間からは、諏訪、茅野の人間は性格がキツイことになっています。

子供の頃、御柱祭り、木落としの放映を地元のTVで観て、「なんて危険な事を大人はするのだろか?」と疑問に思ったものですが、いまもかわりません!

学生の頃、諏訪、茅野、伊那の友人に手紙を出す時、あて先住所の「諏訪」が「訪諏」になり「茅野」が「千野」に「伊那」が「那伊」になってしまいいざ書こうとすると簡単でなかなかでてこない漢字でした。

切手を忘れたために西早稲田の下宿先に送り返されてきました。

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  2010年04月02日 水源林


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好きな購読誌「選択」4月号を読む。国際日本文化研究センター教授で環境考古学が専門の安田喜憲氏の「水資源を外資の指食から守れ」は傾聴に値する。

生命や文化、伝統の源である森の重要性を周知させる国民運動が重要と説き、今は資源争奪戦の時代とも指摘しています。


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  2010年04月01日 国のデザイン政策について


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JDBデザイン・インタラクション・シンポジウムに参加。
今回は日本のデザイン政策について経済産業省からデザイン・人間生活システム政策室の若手官僚がパネラーでした。
デザインは国家戦略として捉えていることをイギリス、韓国は1998年に宣言してます。勉強不足の若手官僚を見ていて、政治も経済も日本のいまの閉塞感が会場に居ても実感した。
JDB理事である中西元男先生から4月からの理事は現副代表の植木誠代表になるとのアナウンス。
鳥取、銀座で一流のデザイン事務所を開いている植木誠氏も本々はパオスの中西元男先生の勉強会の生徒。その植木氏と会場に来た田村耕太郎参議院議員が旧知の仲。世の中狭いこっとが分かった事が今回の会に出た収穫かもしれない。


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