ティツィアーノとベェネツィア派展を再度観に行った。「フローラ」 枢密卿の高級娼婦「ダナエ」を神話の中に。それぞれの時代の前段を聞かない限り、深い感慨にならないのだが、前回、購入した図録を読んで再度観ると、時の権力者を引きつける絶対的な魅力がテェツィアーノにはある。今回、「教皇パウルス3世の肖像」にも釘つけになった。今年一番の収穫。ミケランジェロの嫉妬が聞こえる。

画家の王様の由縁。

IMG_4696