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2021.04.15
CTC創生、成長物語(2)
「僕が伊藤忠商事の一介の課長の時、森村財閥系の事務機器会社、これはもうへたばった会社を買収したんだが、不良債権の山。これをきれいにして、CTC(旧伊藤忠テクノサイエンス)ができたんだ。そうこうしている時、会社規模も大きくなり、誰か優秀なマネージメントを出来る人間を探していた時、縁あって紹介されたのが、当時、日本NCRで飛びぬけ
た、日本一のトップ営業マンだったのが佐竹氏なんだよ」と伊藤忠商事元専務のOさんが隣で美味しそうにティーを飲んでいる佐竹氏に目配せする。
「でも、宇都宮さん、僕は紹介された赤坂の料亭での佐竹氏との初対面で大爆笑」
「なにかあったんですか?」と僕。
「日本一のビジネスマシンを売るトップ営業マンと伊藤忠商事の部下から聞いていたもんだから、高級料亭の一室で先に待っていると、少し遅れ、佐竹氏が足の不自由そうにして入ってくるんだよ。あれ?足が不自由で営業できるのかしらと、一瞬あたまをよぎる」とOさん
「佐竹さん、足が大変なんですか?」の質問に
「今日の会食は靴を脱ぐとは知らず、右の親指の間の靴下に大きな穴が。それを親指と一指し指で隠した為、こんな歩きかたになってしまった」と・・・
一同爆笑で佐竹氏のCTCのヘッドハンテングが決まり、その後のCTCの驀進劇とIPOにつながり、公開時の時価総額4兆円に。伊藤忠商事の不良債権処理に目途をたてた。
佐竹氏は2000年のITブームの時も伝説の経営者として有名な方です。

これは当時、ブログで書いたものだが、いまでも懐かしい。
日光こもれび


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