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2021.08.05
1988年ロンドン

「日本企業の起債ラッシュだが、早晩落ち着く」「この国（イギリス）アングロサクソンの賢いところは、ウッチャン何だと思う」とロンドン現法で引き受け業務をしているK。パブでビールを飲みながら。英国法（金融）と英語だよ。幾ら日本がバブルで沸き立っていても彼らは金融の仕組みを作り、それに合わせた法律を作り、その言語を用いて世界中のビジネスマンが商売をする。これにはかなわない。帰国子女のKとはロンドンに2か月出張の時初めて話をした。商社マンの父親の転勤で最初の東京オリンピックは台湾でテレビ、ラジオ放送をチュウニングしとぎれとぎれに聞いたことを当時楽しそうに話をしていた。頭の切れるやつだと。戦略家、歴史家のエドワード・ルトワック「ラストエンペラー習近平」を読んでいて1988年ロンドンのパブで話をしていたKのことが思いだされる。

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エドワード・ルトワック「ラストエンペラー習近平」文芸春秋

 

 

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