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2021.09.15
ノンセクトの時代

大学4年間で二度の後期試験ボイコット。大隈像の前でひ弱な体型をしたヘルメットをかぶった男女の学生の鉄パイプを持ってのセクト同士の内ゲバを観ていて高校からの先輩Wは池袋の極真空手に入門し弁護士、40代で国会の赤絨毯を踏むことを宣言していた。大槻書房のマルクスの資本論を読破していた。僕が購入した資本論は読破することなく高田馬場に当時あった質屋に持ってゆくと5千円になり、行き来した。「徳、田中清玄は本物だ」と彼からその存在を知った。後年サラリーマン時代事業法人部のごった返す大フロアーの中の机の上に読みかけの大須賀瑞夫「田中清玄自伝」を同期だが年上の三木元首相の息子格さんが観て、「徳、何回か会っているが一流の人物だ」「面白い親爺だ。いまは伊豆にいて会いに行こうか」とのことだったが暫らくしたら亡くなられた。現早稲田大学総長の田中愛治氏の父親。

2015年中禅寺湖

 

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