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2007.05.10
若い経営者来訪
私が証券マンをスタートした札幌時代に、お世話になった方と同姓であり非常に珍しい名前でしたので、「御出身は北海道ですか」とお聞きしたところ、祖父が三重県のお寺との事。風貌は禅僧がスタイリッシュに身を固めた感じ。
父上が東京で事業を始め、数年前に同業他社に売却。その交渉にも立ち会ったとの事。ご本人は2代目社長ではなく、同じ事業を大学卒業後、ご自身で起こし、現在30代。業界の成長性、ご自分の家族(同族)の事ことを考えると、まだまだこれからなのだが、
・・・この事業を始めるのが10年早かったら、もっともっと成長していたのに・・・
との言葉。
実は、この面談で若い経営者に感心した事がひとつ。業界再編が起こる業界で一番、経営者として大事な判断は再編のスピードをどう読むか、そして掴むかです。始めは池に投げ入れられた小石のほんの小さな波紋が、その後一気に大きな津波のように・・・
その業界の雌雄を決する様な大型のM&Aが起きた時には、もう業界は完全に買い手サイド。中堅・中小企業の営業権の評価は一気に無くなります。
お話を聞いていて、結構シャープな感性を持っている。
M&Aも本当に日常的になったと思う。
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