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2007.05.18
転職のチャンピオン高橋是清
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圧倒的に好きな人物で、私の書棚から地下鉄文庫送り(4月30日プログ参照)にならない書籍に自叙伝の最高傑作「高橋是清自伝」高橋是清著、上塚司編、中公文庫出版があります。1992年7月3日に私が読了のチェックをしていますので、バブルがはじけ、日本の経済も転げ落ちる時に読んだ本です。
氏の生い立ちからペルー銀山の失敗と、その後の落魄時代、初代特許局長(35歳)、日銀副総裁から日露の開戦をみて外債成立にいたるまでの事情が書かれています。
また本書の解説欄で私の好きな伝記作家小島直記氏は、今日、若いビジネスマンにとっても切実な問題である「転職」について深い示唆を与えており、高橋是清は転職の回数や社会通念的序列のピンからキリまで振幅な度合いにおいて日本人としてトップに立っている。
「多くは自分の不明から、いたずらに無用の波乱を重ねてきたが、しかもその間に、ただわずかに誇り得るものがあるとすれば、それは、いかなる場合に処しても、絶対に自己本位に行動しなかったことだ」(随想録)と彼はいう。
転職の回数の少なさ、あるいは多さだけで人間の価値は決まらない。生涯ただひとつの仕事だけをつづけるもよし、転々と仕事を移るも致し方なし。要は、その間において、自分の信念を貫いたかどうかである。高橋の自叙伝はこの事を教えている。
改めて、バブル崩壊後、転職は拡大し日常語となった。
考えさせられる人物、悩めるビジネスマンに絶対推薦の自叙伝です。
悩むより、鬱々とするまえに、お近くの本屋に行くべし!
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