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2021.11.05
遠藤彰子 部屋

妊娠中、広い空間を描くことに抵抗感を感じていたので、一日一部屋ずつ日記風に描くことを思いついた。その日の出来事を幻想的に描いたり、昔の記憶を描いたり、さあざまなことをアパートの中の部屋に入れていった。

人々は、同じ箱の中にいながら、お互いの結びつきを失っている。自分の殻にとじこもることによってしか心を開放できず、その現実から常に抜け出したいと願いながら、踏み出すことができないでいる。そんな矛盾した心境を描いた。何時もアトリエの中で過ごしていたこの頃の私自身と重なり合う。(遠藤彰子/魂の旅 ODYSSEY)

部屋遠藤彰子

部屋1976年作162.0×130.0㎝油彩・キャンパス撮影可

 

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