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2021.11.30
入江観 晴天清流

2年振りに銀座の小料理屋で入江観(女子美名誉教授)さんとふぐ料理を。創徳の事務所にこられご自身の大作サントヴィクトアールとオリーブの樹(油彩120号)晴天清流をしみじみと観ておられた。ふぐ料理が大好きな入江観さんに、この前知り切れトンボに終わった、なぜアンリルソーの作品の中でもカーニバルの夜が良いのか再度聞いた。「宇都宮さん、ルソーのなかでもあの絵画は緊張感のある絵画。僕もパリに里帰りした時、フランスで観たがアンリルソー作品の中でも傑作だ」今上野で開催中のゴッホ展に7度行ったこと、ゴッホの「森のはずれ」は中川一政の「霜の凍る道」に影響を多分に与えていると言うと、長年、中川一政と画風は大きく違うが一緒に仕事をされ、中川一政美術館の館長もしている入江観さんは、宇都宮さんこのゴッホ展の図録頂いてもよろしいかと言われ、お持ちになられた。次回お会いするのが楽しみだ。

入江観晴天清流

晴天清流 油彩60号

入江観

入江観(女子美名誉教授)

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