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空海の企て
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宗教学者、山折哲雄氏の「空海の企て」を週末読む。11月10日の初版ですが、創徳企業情報の隣の丸善に行くも早くも在庫がないとのことで、アマゾンで取り寄せる。空海の書籍については殆んど見落とししませんが、迂闊にもある雑誌で、(僕はあまり好きでない榊原英資氏)の紹介が目に付き、読む。
「平安時代の8世紀、護持僧として天皇の身体を守り、さらには国家鎮護の加持祈祷へと密教儀礼を国家規範に推し進めた空海。密教の即身成仏の思想を国家との「入我我入」というかたちで密教と国家を結びつけ、宮中大内裏に密教道場の真言院を設立して天皇と国家の鎮護を祈祷した。
国の中枢に注入したこれらの密教コードによって、空海がいかにして宮中祭祀と国家統治のシステムをつくりあげたか。壮大なスケールで構想されたその企てを描く」(本書より)
すんなりと心のなかに入る本です。
僕は遣唐使として、恵果より空海が密教を伝授した西安の「青龍寺」にも行きましたが、ここにはもう密教はありませんでした。いずれにしても、空海は香川県が生んだ世界の大天才であることは間違いありません。
%E3%83%AD%E3%82%B4.jpg     りんどうの花言葉:「正義と共に勝利を確信する」「気遣う心」     
                   創徳企業情報 代表取締役社長 宇都宮徳治
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