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保守の遺言
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先月、愛知和男先生の叙勲を祝う会に92歳の中曽根康弘元首相がスピーチをされた。
矍鑠と背筋をピーンとされた姿を見て政治家たる者の威風を感じた。
保守の遺言中曽根康弘著は7月11日の参議院選挙、今後の保守政治を考える上で大変参考になった。推薦の一冊。
民政党の流れをくむ民主党から政界入りした中曽根氏は、保守政治家のなかで7年の野党時代を経験されている事、60歳の時(昭和53年)「新しい保守の論理」を出される7年間を自分の意思で無役を貫き全国行脚をされたことなど、改めて知ってみると政治家に哲学と信念が必要だと思う。
「野党時代は決して無駄の時間ではない。与党時代に身につけた贅肉を落とし、筋肉を鍛えなおす時期である。つまり、自分は何の為に政治家になったのかを考えつつ、国家像にも頭をめぐらせ、自分いま何をなすべきなのかを考えるー黄金のような時間を与えられたと思うべきだ。
私は言いたい。花の咲かない冬のときこそ、懸命に土をつくり、土台を固めておく事が必要だと」(保守の遺言より)
%E3%83%AD%E3%82%B4.jpg     りんどうの花言葉:「正義と共に勝利を確信する」「気遣う心」     
                   創徳企業情報 代表取締役社長 宇都宮徳治
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