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さざえ獲りの名人
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海ほたるを通過し千葉館山方面の富浦にここ何回か行った。週末自然公園を海岸沿いに7,8キロ歩く。東京湾の向こうに三浦半島、伊豆方面、運がよければ富士山がみえる。
断崖の絶壁の入江の入組んだ綺麗な海岸がありここは沢山サザエの獲れる禁猟区だ。
何回か行く内に顔見知りになったサザエ獲り名人の漁師さん。年の功は63歳位。
団塊世代と勝手に推察。昔懐かしいゴムの薄いサンダルを履き、禁猟区の方を手をかざしながら見ている。メタボでない腹とほっそりした足を見ていると本当に健康そのもの。
僕が休んでいる海岸高台にあるベンチに来て、「あの家族づれは間違いなくサザエを獲りに来ている」と云いながら指をさす。そう言われれば40代の両親と高校生を頭にした3人男の子の兄弟もヒレ、シュノーケル、もりを持ち準備万端の体制。
禁猟区の看板も大きくあり、それを知っての確信犯かもしれない。
タモの中にたった1個のサザエでも見つかれば、禁猟区でのサザエ漁は罰金50万円だそうだ。現場を押さえられれば、サザエ獲り名人の携帯から連絡が行くそうだ。「写真を撮られて、3回ほど港安に呼ばれて50万の罰金」「50万もあればサザエがどれほど食べられる事やら」とサザエ獲り名人の話。
その話を聞きながらこのサザエ獲り名人は禁猟区のサザエ獲りを捉える名人かも知れないと思った。因みに名人は漁業組合員でありながら本職は行政書士だそうな。
%E3%83%AD%E3%82%B4.jpg     りんどうの花言葉:「正義と共に勝利を確信する」「気遣う心」     
                   創徳企業情報 代表取締役社長 宇都宮徳治
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