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菜の花の沖 司馬遼太郎歴史のなかの邂逅
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司馬遼太郎 歴史のなかの邂逅に菜の花の沖の主人公、高田屋嘉兵衛の連載余談が書かれており面白く読んだ。
江戸という当時世界的な大消費経済のなかで一年間の江戸の油の消費は10万樽という異常な消費経済世界であった。くだり油という大阪発送7割をしめるなかで歴史の波を泳ぎきった高田屋という江戸期きっての快男児を書いているが、そのような大消費・商品経済社会によって気がつかないうちに人間の意識、認識力、思考法、好奇心が彼らの思考を生む土壌になったとも。
その時代の一典型として、船乗りを、「菜の花の沖」という奇妙な題名も菜の花によって江戸期の商品経済を象徴させたと司馬遼太郎は余談で書いています。財をなした人物として国後航路の発見者として、ロシア人捕虜の解放、また、函館の大火の復興事業者として20代のサラリーマン時代北海道で読んで憧れた。改めて菜の花の沖が読みたくなった。
%E3%83%AD%E3%82%B4.jpg     りんどうの花言葉:「正義と共に勝利を確信する」「気遣う心」     
                   創徳企業情報 代表取締役社長 宇都宮徳治
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