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内田樹 呪いの時代
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日本辺境論で有名な内田樹の他の著書「呪いの時代」も面白く読んだ。
第4章で英語の要らない奇跡の国のなかで、日本語の統辞構造そのものは、コロキアルな基盤として、あらゆる言語活動を下支えしており、明治以降、欧米の概念を取り入れるときにも自民族中心主義的な心理抵抗が働かない。
日本の「翻訳文化」があったから、日本だけが急速に近代化を成し遂げたと書かれています。そのナカで1970年に漢字文化を捨てた韓国、ベトナムの事がかかれています。
混沌とした今日の経済情勢を今後予測するうえで、実はこの文化的な側面を考えてみることで日本の今後のあるべき姿が分かります。示唆に富んだ文化論として読めます。
%E3%83%AD%E3%82%B4.jpg     りんどうの花言葉:「正義と共に勝利を確信する」「気遣う心」     
                   創徳企業情報 代表取締役社長 宇都宮徳治
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