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出光佐三氏 商売と芸術観 
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創業間もない頃、出光佐三は「商売は自分が儲かれば相手が損をする。無意味なわざではないか」と悩んでいる。およそ商売人らしくない悩みだが、佐三の真骨頂はここにある。
石油がいつも投機の対象となるなかで利幅はすくないが消費者への安定供給に努め、やがて、これが商人の道と納得するのである。
こんなことから、芸術は美、創作、努力が伴わねばならぬ、と素人観を定めた。
国家社会とともに歩く、これが事業の美であり、大地域小売業、これは創作であり、卑近にして困難なる小売業の実現、これは努力である。これが出光の事業であり、事業の芸術化である。との信念を得ることとなった。
60歳で終戦。全事業と対外資産を全て失い、失意から復帰し、その後、出光美術館を創り、アンドレ・マルローが来日の折、面会を強く申し込まれたのは出光創業者の佐三氏です。
(出光興産 出光佐三氏 日本工業新聞社 決断力より)
%E3%83%AD%E3%82%B4.jpg     りんどうの花言葉:「正義と共に勝利を確信する」「気遣う心」     
             創徳企業情報(M&A仲介) 代表取締役社長 宇都宮徳治
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