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芥川龍之介の鼻
世の中は芥川龍之介の書いた鼻の世界で満ち満ちている。
今昔物語、宇治拾遺物語からの題材で書かれているから
説話として面白い。
他人の不幸は哀れみ、潜り抜け幸福になると嫉妬する。
古今東西昔から人間の心理は変わらない。ビジネスも
人間関係も毎日毎日くりかえされる。
雑然と、混沌とした慌ただしい毎日は誰もが感じている。
帰宅途中の地下鉄のなかで、芥川龍之介の短編、禅智内供
の鼻が頭のなかに浮んできた。題材そのものが禅そのもの。
さて、自分はどうしようかと。目の前の開いた座席にすわり
空海「般若心境秘鍵」(空海61歳、最後の作品)の禅定と
智慧の章を開いていた。
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