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2016.12.08
初代タイガーマスク（佐山聡さん）

２００８年頃はスポーツ界の人との交流が頻繁にあった。九重親方、アントニオ猪木、K-1の創設者石井館長、魔娑斗、ブアカーオそして初代タイガーマスクの佐山聡さんなど。「宇都宮さんが金融以外でそれらの時代でヒーロー、スターであった人との付き合いはきっと役に立ちます」と紹介されたのがきっかけだったが、その人とは後日、私のほうから絶縁した。

２００８年１月２８日のブログを観ると新年会の写真がある。物静かな格闘家。同じ世代で20代で絶対的なヒーローがそこにいた。初代タイガーマスクの佐山聡さんから当時、地方興行の後にはその地域の孤児院、めぐまれない子供に支援活動を黙々とされている話を聞いた。基金の設立の話も聞いたが、押し売りはしなかった。劇画のタイガーマスクそのものだ。佐山聡さんは２３歳の絶頂期に引退、お会いした頃は若手育成も含め思想的、哲学的な話を物静かにされた。

アントニオ猪木の付き人から格闘家としてイギリスから戻り、自分の本意でない覆面を付け初代タイガーマスクを演じたが、本物の伊達直人がいまも彼の瞳にいる。

 

DICビル作業員

 

 

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