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2017.01.24
黄犬(キーン)ダイアリー 日記は日本の文化

日本文学研究者のドナルド・キーンさんと新潟柏崎の浄瑠璃三味線奏者で養子の誠己さんのエッセイ集。

もう40年近く住む東京北区の霜降橋商店街、古河庭園近くにともに暮らす二人の随想録。94歳と66歳の息子。ドナルド・キーンさんが誠己さんの芸術、宗教、文学に関する知識、魅力的な気質、ユーモアのセンスに感銘し養子になってもらうことを懇願したいきさつから、この随想録、エッセイーが始まるのだが、昔読んだ司馬遼太郎とドナルド・キーンさんの日本文化の対談でドナルド・キーンさんが指摘している日記は日本文学の傑出したジャンルと言っている。日記文化は紀貫之の土佐日記から1100年前に完成し、そして多くの作者を輩出し読み継がれている。

タイトルを今一度読み直してみると黄犬(キーン)ダイアリーかと肯く。久々に落着いて読み始める。

 

黄犬

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