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2017.05.29
鹿野山 九十九谷

東山魁夷の出世作「残照」の場所。昭和21年(1946年)終戦後の71年前ここ鹿野山九十九谷の神野寺で数日すごし、「残照」を描いた。時候は冬であったが、東山魁夷が特攻隊の召集で死を覚悟していた時、熊本の阿蘇連山に沈む夕陽にこころを打たれた。交友のあった川端康成はそれを末期の世界と言った。終戦後、それとおなじ山並が鹿野山にあるといわれ、東山魁夷は足を運んだ。

このあたり 目に見ゆるものは 皆皐月

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