宇都宮ニュースUtsunomiya_news

2017.09.12
席順
「宇都宮さん、このメンバーで料亭での会席の席順、どう仕切りますか?」と臨調の委員になった瀬島龍三の最後の秘書Aさん。
「中曽根康弘、土光敏夫、竹下登、宮澤喜一そして発起人の瀬島龍三」今は昔、創徳、創業の20年前頃、A氏は当時は大手商社から衛星放送の会社のトップとなりM&Aの仕事の依頼を受けた。人形町の老舗鮨屋での話し。
瀬島龍三さんは臨調などあわただしい会合で出されるお茶にはいっさい口を付けず、自前のポットを用意されたそうな。配慮の達人のもとで、席順を聞くこともいかず、これには大手商社時代の古参の秘書にも聞くなど、悩ましい思い出だったとも。「Aさん、結局どのような席順でしたか」と聞くと。A氏は悩んだ挙句、一流料亭のそこの女将に聞いたそうな。それを聞いた女将は、いとも簡単に、来客される時の権力者を子供をあやすように案内され、それを観ていて、惚れ惚れしたそうな。
「その場の人に任せる」こんな知恵はないとA氏。この話はその後の僕のビジネスでも大変参考になっている。

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