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2017.09.27
告白 三島由紀夫
三島由紀夫の未発表のインタビュー「告白」を日本橋丸善で購入した。盾の会をひきいて自決する9ヶ月前に英国生まれの翻訳家ジョン・ベスター氏に答えるかちでおこないそのテープをおこしたもの。三島由紀夫は高校2年の春休み、新潮社の日本文学全集を読破、冬休みに世界文学全集を読破した時読んだ。「永すぎた春」が当時春の明けがたに読み終え、そのけだるさは三島由紀夫とともに僕の青春そのもの。三島由紀夫は小説より対談が好きだ。演劇論で寺山修治との時間の概念の対談は大学時代、西早稲田の古本屋街でみつけはまった。
その後、会社を創業した時、知り合った大学の先輩の経営者は父親は著明な学者で盾の会の最年少のメンバーだった。大学卒業後財閥系の大企業を経て創業者となった。当時、下火とはいえ学生運動が熱かった環境でのめり込まなかった僕と妙に波長があった。
三島由紀夫のことは二人の会話ではいっさいしなかったことが、その後のビジネスでの関係性でいまでも正解だ。
三島由紀夫の「告白」を閉じ深い眠りに落ち、朝いつものように明治元年9月27日 84歳入滅 大阿闍梨権大僧都観祐法印の過去帳を開いた。


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