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2017.12.20
仙人と呼ばれた男 熊谷守一 
白樺派の志賀直哉は熊谷守一の人柄を絶賛した。昭和16年日動画廊で二人で対談している。ほぼ虫の話である。その時の作品を観てみたい。記録は日動画廊にあるのだから。
木村定三の熊谷守一の生涯の収集作品数は214点。「あぁ、そうなのかと。」そんなことを田村祥蔵さんの「仙人と呼ばれた男」を読みながら、熊谷守一の図録を目で追いながら、ここちよい深い眠りについた。
20歳の妻の離婚と熊谷との再婚、37歳の熊谷はこれから15年人生の大貧乏と身内の死。そして絵画が描けない。そんなどん底の人生を送る。「貧乏はどこにもある。極端の貧乏もたくさんある。それを潜らない作家は僕は関心ない」「つくられた巨匠はいらない」
そうだ収集するのでなく自分で描くのだ。

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