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2017.12.25
陰影礼賛　谷崎潤一郎

闇と光、熊谷守一展を観ていて週末、仕事の合い間、日本橋丸善に足を運び、自然と谷崎潤一郎の「陰影礼賛」を手にした。忘れもしない学生の頃、小滝橋から西早稲田に7回目の引越しをしたとき、谷崎潤一郎の「陰影礼賛」を本棚にいれる時読みかけのままにして・・・。日曜日、事務所ソファーで足を投げ出して読んでいると辺りはつるべ落としの夜があらわれた。 日本的な美の評論でもちろん海外でも谷崎潤一郎の名を高めた。芸術家としてスタートの時、闇と光をテーマにした熊谷守一は谷崎潤一郎の「陰影礼賛」の核心をついているとおもった。

（陰影礼賛：谷崎潤一郎）

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