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2018.01.23
ジブンヲカンジョウ二入レズ二　宮沢賢治
ジブンヲカンジョウ二入レズ二
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ

小学4年の時、一日の授業のはじまりはこの宮沢賢治の「雨ニモマケズ」が黒板の上に縦書きで国語担当のＫ先生の大きく勢いのある書体でかかれており、クラスの皆で唱和した。詩のなかの東西南北の人はとても印象的ですぐ覚えられたが、たぶんこの箇所がいつも記憶、理解されてなかったとおもう。暗記していていつもこの部分が・・・
いま読み返してみてもとても哲学的。この「雨ニモマケズ」は無題の詩だったのだ。
4年ぶりの都会の大雪の夜、ははたはたをあぶり燗酒を飲みながら青木繁の録画を観た。28歳と8ヶ月の最後に友人に宛てた手紙、「人生半ばにもならないのにこんな試練のみしかあたえられず・・・ところで100円手元にあったらなんとか・・・」
熟睡とともにきらきら青く光る布良の海、夢の中に落ちた。そして、雪の寒いあさ、文保3年（1319年）6月23日入滅　勢興前住前燈真蝉老禅師の過去帳を開いた。

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