宇都宮ニュースUtsunomiya_news

2018.10.04
来訪者
11年ぶりにAさんが北京から来られた。23年来の付き合い。この間で彼の資産と手持ち投資金額は100倍を越えた。北京オリンピックの前年、彼の招きで1週間ほど北京に行った。早朝故宮に案内されビジネスの話などしていると、突然彼の携帯電話が鳴り、「宇都宮社長、1時間ほど一人で見学してください」と言い残しいなくなる。5月の北京の空は梅原龍三郎が描く青色でつばめが季節をつげていた。
「百年泥」ではなく「千年故宮」の世界を楽しんでいると彼が戻ってきた。
「どなたと?」と聞くと「胡錦濤さんです」と。彼の父親はチベット自治区の長をしていた胡錦濤を引き上げた人。もちろん家族ぐるみの付き合い。中国のトップ層の現実をみた。日本での要人との会食があり足早に去ったが、次回久し振りに銀座の小料理屋に連れってくださいと。この11年で中国は本当に変わったと実感、そして変わらぬ彼らの人脈つくり。「宇都宮さん、われわれは目立たないこと、普通を装うのです」「いまの習近平の体制でも僕の同期先輩、後輩がいます。なにも心配ありません」と。

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