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宇都宮ニュースUtsunomiya_news

2019.10.30

竹中浩

二年ぶりの竹中浩先生の壷中居での個展。京唐津茶碗、黒楽茶碗、青磁シノギ茶碗を手にしてみた。「茶人に持ってゆくと、色々向こうの言い分で作品が向こうにいってしまうから、自分で」と竹中浩先生。白磁を究めた陶芸家もこのように領域を広めているのかと。「宇都宮さん、これが僕のスタンダードな白磁」と言って、白磁耳付花入れを手にされた。光にあてられたその白磁をずっと見続けた。雨模様の中、至福の昼時間だった。