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2020.02.07
立花隆 知の旅は終わらない
立花隆の北京から引き揚げた時からこの本は始まる。僕自身就寝が前倒しになり9時前いつの間にか深い眠りに落ちる。自分史に迷い込んだみたいだ。あさま山荘事件、三島由紀夫市谷自衛隊での割腹自殺、朝日新聞一面に三島由紀夫の飛んだ首。川端康成のおぼろげなガス自殺、庄司薫の「赤ずきんちゃん気を付けて」美大建築学科不合格、青春の蹉跌、6月から長野県立図書館でのたった一人の受験勉強、大学入学、学生運動が一番過激な大学。構内でヘルメットをかぶり鉄パイプで集団同士が殴り血が出るひ弱な体型の学生。革マルVS中核派、ノンポリ・ノンセクトを貫くが周りはど真ん中な人間ばかり。とばっちりで4年間に7回の引っ越し。4年間で2回の試験ボイコット、優を沢山並べる必要なしと会得。佐世保エンタープライズ入港反対運動のリーダー格二年遅れて長崎の高校から入ってきたT。名門食品会社にはいり組合委員長をやり退社した。吉本隆明を話さないやつははじき出された学生集会。神田川、フォークソングを歌う友人はいつも彼女と。高田馬場のジャズ喫茶に誘われて行くといつもいた寺山修司。いつも寺山修司の世界にいた。定刻の3時30分に熟睡から覚めた。今日も仕事だ。
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