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2020.03.02
野見山暁治 かけがいのない空
今年、2020年年末に日本橋高島屋で100歳になる野見山暁治展(文化勲章)が企画されているそうな。3年前表参道ヒルズで行われた野見山暁治展で幾つかいい作品を購入させて頂いた。福岡の糸島からご自身で福岡から飛行機に乗り、JR原宿駅から表参道ヒルズの会場まで歩いてこられ、極めつけは会場の階段を息も切らせずジーンズとパリで購入した自慢のベルトで来られたのには驚きだ。入江観さんは20歳くらい後輩なのだが、入江観さんがパリ留学時代に先にパリ在住していた野見山暁治さんとパリで初顔合わせ。それから二人は50年近くの付き合いだ。
日動画廊の長谷川徳七社長に抽象画の野見山暁治さんの作品のことを聞くと、自分は具象画が好きで理解できるが、抽象画はわからないから取り扱わないと明確な意見に納得した。
アーティゾン美術館で5回ほど観た中で、野見山暁治 「かけがいのない空」は戦時中亡くなった画学生の追悼の仕事もされた野見山暁治(文化勲章受章)さんの思いもあるのか、空いている館内で思はず足が止まり鑑賞し作者を観ると野見山暁治さん。いい作品だ。
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野見山暁治 かけがいのない空2011年作油彩 アーティゾン美術館 撮影可
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野見山暁治(右:当時97歳)入江観(左) 2017年日動画廊での入江観展にて
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