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壺中対談Interview

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2024.02.04
馬士達先生の思い出<三>

長く馬先生に指導していただいた中で、唯一褒めていただいたのが、毎回時間通りに先生宅に訪れることであった。どうしてそんなにきっちりと来れるのかと質問されたくらいである。時間は守るが、篆刻はなかなか上達しないダメな生徒であった。

そんな時期に、下手な僕の印に先生が補刀を入れてくださった事で、遊印として使えるまでになった印を紹介いたします。

ただただ先生の凄さを思い知らされた瞬間であった。

 

菊山武士