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壺中対談Interview

2024.03.12
印材について

中国には、寿山石(福建省)昌化石(浙江省)青田石(浙江省)巴林石(内蒙古)と言う有名な印材がある。

各々の名石の種類や特質については、また書こうと思いますが、最近というか少し前から注目されているのが、ラオス石である。その名の通り、ラオスでとれる印材で、今まで中国以外でとれる印材(例えば韓国やタイ)は、その色・質的にあまり良いものとはされてこなかった。

この新しく採掘されているラオス石に関しては、その色の多様さや石質の良さから、現代中国の有名篆刻家からの評判も高いと聞いている。

ただラオス石は、中国で採掘された高級印材(寿山石の名石や昌化石の鶏血石など)ともとてもよく似ているようで、コレクター泣かせでもあるとか。

 

菊山武士

 

下の画像は、中国最高級印材の寿山石田黄と昌化鶏血石

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