壺中対談Interview
2017.01.06
吉武弘樹 アンリ・ルソー
吉武弘樹さんから年賀を頂いた。彼の描くアルパカでなく、干支の鶏だった。昨年はルソーの絵画を見にロンドンとNYに行かれたそうだ。
僕が彼の絵画を初めて知ったのは日動画廊。51回の昭和会の賞を取った「未来の計画」。アルパカ、都市、ヘリコプターが象を運ぶ絵画、いっぺんに大好きになった。ルソーを連想した。彼はメールで「私は作品の中でよく緑色を使うのですが、ルソーの絵の、特に暗い緑色の使い方は効果的でとても勉強になります。また、ルソー独特のデフォルメされた描き方や空間的で非現実的な世界観も興味深くみています。
フェルメールは本当に光の扱い方がきれいで、作品を構成している赤・青・黄色の原色の使い方が何度観ても感動してしまいます」
フェルメール、ルソー僕が好きな画家が共通項なのだから吉武弘樹さんの作品が好きなのも道理。深く、大きく成長して欲しい。
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