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宇都宮ニュースUtsunomiya_news

2022.07.26
772/1000時間

梅原龍三郎の北京秋天(国立近代美術館所蔵)も貸し出しで来る。真鶴にある中川一政美術館に当時行った。入江観が館長。去年観たヘレーナ財団のゴッホ展。油彩に入る前にゴッホが一年、描き貯めた素描画のコレクションを観て、中川一政美術館で観たゴッホの素描画を思い出す。入江観と中川一政の画風は全く違うが長く交流していたことの不思議。中川一政が初めて、梅原龍三郎を抑えて賞を取った「霜のとける道」2021年のゴッホ展で観て一番心打たれた「森のはずれ」。2作品は通づるものがある。去年、入江観さんが来社して話した時、中川一政はゴッホが大好きだったと。中川一政は間違いなくゴッホの森のはずれを観ている。霜のとける道は森のはずれに相当感化されていると思うと入江観さんに言うと、「宇都宮さん、このゴッホの図録、頂いていい」と言ってお渡しし銀座の小料理屋に席を移して。

真鶴漁港 ガッシュ6号F

 

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