ホーム > 宇都宮ニュース > 脳内デッサン

宇都宮ニュースUtsunomiya_news

2022.10.04
脳内デッサン

数学者岡潔が当時誰も解けなかった数学上の三大難問、多変数解析関数論の研究にとりかかる前に芭蕉の俳句を調べないといけないと気が付き芭蕉を研究、その後20年ですべてを解決してしまったこと。秋深き隣りは何をする人ぞ、これは芭蕉の句。驚き。新田次郎の息子数学者の藤原正彦が石原慎太郎と都庁で対談した時、芥川賞・直木賞の受賞記念写真に年上の受賞者の新田次郎を前に、足を大きく出し失礼な態度、それを石原慎太郎は母親に怒られたこと。新田次郎は石原慎太郎を生意気な小僧と。大数学者岡潔と芭蕉の句の話には文学者として石原慎太郎が異様に反応したこと。120年前のピカソのサルタンバンクシリーズは14点、24歳のピカソは銅板を買う金もなく、友達から譲られた銅板1枚はそれを消しエッチング。タイトル「化粧する母」はそれを鮮明に。鋭い線で描かれたタイトル「女の横顔」、線は脳裏に鮮明に。線を描かせたら世界一と言っていた文化勲章の画家に昔会った時の顔。この言葉はピカソの青の時代の終わり、サルタンバンクシリーズの「女の横顔」の線だろうと。間違いなく。1934~35年に描かれた「母性」カゴに入れられた青で描かれたハサミ。何の前触れもなくパブロピカソとの遭遇。2つの絵画がどんどん広がってゆく。

描いた場所を永遠に未解決のままにしておく山本貞「昔からの村」油彩80号F

 

 

検索
前月 2024年5月  
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
月別アーカイブ
宇都宮ニュースランキング