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2023.02.07
青春ピカソ 岡本太郎

わけの解らない絵は全部「ピカソ」で片づける。ちょうど次のような心理に似ている。たとえば、道で風変わりな人間を見かけたりすると、妙に気になるものだ。しまいにはそれが一種の恐怖に近い気分にさえなる。ところが誰かが「あいつイカレているんだよ」といってしまえば、途端に安心、気にならなくなるばかりかその存在さえ忘れてしまう。やや変な例の取り方だが、ちょうどそんな風に、「わからない絵」に対する不安が、ピカソだと言えば、アアソウカと言うわけ、スッと解消する、つまり芸術が解る。解らないといっても、レッテルをつければ人々は安心する。ということなである。(岡本太郎:青春ピカソ:新潮文庫平成12年7月1日発行)

毎日事務所に着き会議室でピカソに挨拶。10分間。青の時代の母性、ピカソ24歳の時の作品、サルタンバンコシリーズは岡本太郎が「青春ピカソ」書いているピカソ像、その心配はない。逆にピカソはこんな作品を描いていたのと・・・

今日も一日のはじまり。

 

 

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