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2023.08.21
令和の珍品堂主人

川喜田半泥子の茶碗を共箱に納めようとすると、古美術のKさんが、まだ扱ってましたよと塚本快二の白磁茶碗、井上萬二の白磁茶碗を。白磁、青磁は竹中浩が一番。教えを乞う前に、勉強のため数年かけ購入したもの。現在の珍品堂主人はいろいろな文脈のなかで主語がなく聞いている僕自身もこれは春画の一級品を取り扱っているB古美術が展示にこまり細川護熙さんの永青文庫で開催したことを言及しているのだと。L家の茶碗が大阪で売りに出て、同業者仲間で2千万円、3千万円で落札されたが、宇都宮さん、これには後日談があり、落札者はその後、L家に一億で収めたそうな。現在の珍品堂主人は長いをしてしまいましたと風呂敷を丁寧にたたみ帰られた。机に並べられた川喜田半泥子、井上萬二、塚本快示、竹中浩の茶碗を眺めながら、現代の古美術の世界の取引の話をされたのだが、翻ってあなたのお客さんは誰ですか、と問いかけられているようで

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