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2017.10.25
気の赴くままに　熊谷守一
第一回昭和会受賞者の奥谷博さんが文化勲章を受賞された。昭和会は今年で52回目、長谷川徳七さんが日動画廊を継がれて24歳の時、企画されその後、洋画壇の新人発掘の登竜門となった。徳七さんの奥谷博さんへの肩入れはなみなみならぬものがある。ちょうど日動画廊は今年90周年、喜びもひとしおと思う。

日動展で熊谷守一の作品　裸婦（1960年クレパス　77.5×151.5）僕がいままで観た作品で一番大きなもの。じっくり堪能したが僕は熊谷守一は購入しない。4000万。日動画廊でもう20年近く勧められるが・・・だいぶ以前、笠間日動画廊で熊谷守一展を観た。来館者がほぼいなく、半日ほどひとり観賞し対面し話をした。

極貧の中息子を亡くし、「陽の死んだ日」を描いている。文化勲章はきっぱりと辞退している熊谷守一。

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