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2022.09.13

脳は世界をどう見ているのか　ジェフ・ホーキンス

ジェフホーキンスの「脳は世界をどうみているか」を9時就寝前に読む。司馬遼太郎、立花隆が20人の天才と対談しているようだと絶賛した井筒俊彦の世界を思い出す。井筒俊彦の言語哲学の世界。その井筒俊彦がコーランを全部記憶しているイスラムから日本に来た学者との対面。原典を持ち込めば、検閲、その量たるや膨大になるが全部、頭の中に。そして本郷あたりに下宿をしていた本人に会いに行くと下宿代が払えず押入れの中に住みそこからから出てくる。井筒俊彦は驚きでその時のことを笑いを持って書いていた。脳は世界をどう見ているかを読んでいて、コーランの全部正確に記憶していることはあり得るとおもうようになった。ワクワクしてなかなか寝付けなかったのはこの本かと思ったが、夜飲んだコーヒーのせいだった。