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2017.05.16
中国4.0 エドワード・ルトワック

「内向きな国家中国」と写真についてエドワード・ルトワックはするどい観察力で書いている。

「宇都宮さん、中国人は静かな民族だな」と元大手商社専務のO氏がぽつりと上海の渋滞に巻き込まれたバスの中で。北京オリンピックの前年のこと。永年世界中でビジネスをしてきた本人の口から出た言葉はその場で僕自身もぴんときた。当時、歴史学者でモンゴル、中国史の大家、岡田英弘氏にもその歴史観についてお聞きしていた時。

そして、エドワード・ルトワック氏は著書のなかで外の世界を見ようとしない中国の章で中国の最大の弱点は、慢性的な「内向きの」性向にある。この性向は治癒が不可能なほど根深いものだ。中国のリーダーは外の世界を見ることができない。代わりに彼らは「自分たちの都合の良い世界」を発明する。そしてこの「発明」は日々更新され、強化されてゆく。中国リーダー達が毎日外国からの客をもてなすTV,写真だ。世界情勢を勉強するかわりに無意味な式典に長々と時間を割いているとも。

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